施術の特徴
当院の信条は、「それぞれの方が、それぞれの現場(職場・家庭・学校・地域)で、きらきら輝くための施術・カウンセリング」です。
そのため、あらゆる生活の場面でご活躍いただくために、必ず来ていただく度に傾聴(検査)を行い、その日のクライアントさんの身体にとって最も適した施術を行っております。これは、数年来通っていただいているクライアントさんでも変わりません。
食べたいものがその日その日で違うように、身体が要求する施術も、当然その日その日のクライアントさんの状態(肉体的・精神的・環境的)によって変わってくるからです。
当院で施される一手技一手技は、数多ある可能性の中から厳選された「一手技」「一手技」です。「施術法」「施術を行う部位」「施術の質=意図」の組み合わせは、傾聴(けいちょう)というテクニックを用い、その日のあなたの身体の声を必ず聴いた上で決定しております。
たとえば「肩こりにはこの施術」「肝臓にはこの手技」といったように、あらかじめ決められたパターンに当てはめるのではなく、リアルタイムのあなたの身体の声を聴き(傾聴)、「施術法」「施術部位」「施術の質=意図」を決定しております。
傾聴を繰り返し、その日のあなたの施術メニューを決定いたします。 |
傾聴の様子 |
当院の施術は、他院に比べてかなりインパクトも薄く、その上、手数もかなり少ない方かと思います。
これは本来、整体施術というのは、施術者がクライアントさんの身体から手を離した瞬間に完結するものではなく、
- 施術者がクライアントさんの身体に刺激を入れる
- クライアントさんの体内にある自然治癒力(身体本来が持つリセットしようとする力)が発動
- 自己修復の過程が進行
- 落ち着く
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
という過程をすべて含めて1セットとなります。
(落ち着くまでの時間は個人差があります)
この自然治癒力、身体からの反応は、あらゆる身体に入った刺激に対して反応しますが、たとえば一度にたくさんの人に話しかけられると、聖徳太子でもない限り混乱をきたしてしまうかと思います。
同じように身体も、順番に並んだツボを、同じような圧で順番に押していくようなやり方では、身体はどれが重要でどれがそうでないかの判別がつかず、リラクゼーション目的であるのならいいのですが、本当に身体に起こってほしい反応が起こり損ねてしまいかねません。
そして自然治癒力を活かすためには、適当な部位に施術を施せばそれほどの力も必要とせず、逆に不適当な強い刺激は、身体が攻撃されていると勘違いして、組織は硬縮、交感神経(↑)…あまりメリットはございません。
そのため当院では、自然治癒力の働きを最大限に活かすため、必要な部位に必要な刺激だけを入れることを心がけております。
「あなたはあなたが何を食べているかで決まる」〈You are what you eat〉という言葉がありますが、誰しもがっつり食べたい日があるように、「たくさん揉んでほしい」「パンチの効いた強い圧で揉んでほしい」というお好みもあるかと思いますが、あなたが生涯のうちに身体に入れる刺激の質にも、5年後、10年後どうなっているかを見据え 、是非、こだわっていただければと思います。(→マッサージ依存症へ)