タナカ整体院|大阪・交野市の内臓の不調に由来する頭痛の症例ページ

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2.頭痛

Sさん 66歳 女性 主婦
主訴:頭痛、倦怠感

Sさんは、いつからか覚えていないほどの○十年来の頭痛持ち。
病院でCT等の画像を撮ったが器質的な異常は見当たらず、ある患者さんの紹介で来院。

 

痛む部位は側頭部、それも特に左側が強いとの事。
日内変動はあり、食事との関連はわからず。
ただ、油物は好まず、家族のために天ぷらを揚げても自分ではほとんど口にしない。
口の中が苦い感じがしている。
亡くなったお父様が胆石症を患ったことがあるとのこと。

 

発熱はないとのことなので、慎重に胆のうを中心に、肝臓、十二指腸、胃に内臓整体(オステオパシー)を施す。
左側頭部痛はほぼ消失するとともに、左目がよく見え、何ともいえない開放感があったとのこと。

 

胆のうから出る胆汁の出口にあたる十二指腸の括約筋に、顕著な緊張がみられたことから、出口を失った胆汁が胆のう(道)内にうっ滞していたと思われる(施術中、流出する音も確認できた)。
頭痛との関わりに関しては、今回のケースでは、胆のうは身体の右側にあるが、胆のうを支配する迷走神経は体内を通過する際にねじれ、左側の迷走神経も胆のうを支配する。そのため胆のう(道)内の胆汁うっ滞が、内臓=体制反射、もしくは関連痛によって左側頭部痛をまねいたのでは、と考えられる(『内臓マニピュレーション』/日本オステオパシー学会刊 の著者、ジャン=ピエール バラルもここに症状が出るケースを指摘している)。
東洋医学的にも側頭部には胆経(胆のうに関係の深いライン)が走行しており、胆のうの不調がその経絡上に側頭部痛として反応が出た、と考えられる(なぜ反対側の経絡に反応が出たのかは不明)。
ただし、これはあくまでSさんの場合であって、すべての左側頭部痛が胆のうの不調に由来するものとは思われない。

 

Sさんには遠方から来ていただいていたこともあり、もし頭痛が再発するようだったら、今度は消化器科などを受診されることをおすすめして帰っていただいた。
だだ、その帰る道中から翌日の午前中にかけて、眠気に襲われ身体も重だるかったとのこと。
好転反応(施術によって代謝産物が一時的に大量に処理されるため、身体が重だるくなったりする反応)が出てしまったようです(申し訳ありませんでした)。
施術から5ヶ月経った現在、連絡をさせていただくと、体調も良く、頭痛もほとんど起こっていないとのことです。

 

(Sさんの許可を得て掲載)

 

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