タナカ整体院は、大阪府交野市のストレスケア、自律神経失調症、未病対策に取り組む整体院です。

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第257号(2017/2/10)【身体は開いてきています】

◆このメールレターは、当院でカルテを作らせていただいた方で、
メールアドレスを教えていただいた方にお届けしています。

 

余寒お見舞い申し上げます。

 

タナカ整体院の田中です。
m(__)m

 

【身体は開いてきています】

 

立春(2/4)を過ぎたものの厳しい寒さが続きますが、
整体院ではここのところ、
陰陽五行において季節の「春」と同じく、
「木(もく)」のグループに属する「肝」「胆」の
臓器や経絡を調整する機会が多かったように思います。

 

実際には、肩こり・首こりを
訴えて来られるケースが多いですが、
イライラ、または鬱っ気を伴うことも結構あります。

 

今日は交野でも雪が降り、
春の気配はまだまだ感じにくいですが、
整体・ヒーリングをやっていると、
身体はちゃんと暦通りに開いてきているのを感じることができます。

 

春になって身体が開いてくると、
冬の間に体の奥深くに溜まっていた気が表面に出てきますので、
この時期に体調を崩しがちなクライアントさんも多いので要注意です。

 

●最後までご覧いただきありがとうございました。

 

春といえば花粉症ですが、
毎年お困りのクライアントさんは、
今からでもしっかりと爪もみをして、
痛い指をなくすよう努めるとよいかと思います。

 

花粉症について
http://www.tanaka-seitai.com/sikkan/kahunsyou.html

 

それでは、
どうぞよい連休を
(^^)/

第258号(2017/2/13)【奪われたポジション@】

◆このメールレターは、当院でカルテを作らせていただいた方で、
メールアドレスを教えていただいた方にお届けしています。

 

こんにちは、
寒い日が続きますが
いかがお過ごしでしょうか?

 

タナカ整体院の田中です。
m(__)m

 

しょっちゅうではありませんが、
当院へは、試練にさらされ、ヘロヘロになって、
憔悴しきって来院されるクライアントさんが
時折いらっしゃいます。

 

自力と他力、
施術と心理カウンセリング、
心理ワークなど色々組み合わせて、
何とか状態の向上に
努めさせていただいておりますが、
最近、何とか立て直された
クライアントさんのケースを、
ご本人から許可をいただきましたので、
以下に紹介させていただきます。

 

【奪われたポジション@】

 

「Oさん 51歳 男性 会社員
 主訴:不安感、不眠(中途覚醒)」

 

Oさんは10年来の当院のクライアントさんであるが、
いまだかつてない位の憔悴しきったご様子で
来院される。

 

お話を伺うと、
4日前に2ヵ月後の部署異動を命じられたが、
次の部署はOさんにとってはまったくの畑違い、
しかも給与も下がり事実上の降格。

 

それ以来常に「何でや?」という思いと不安感が付きまとい、
頭の中はぐるぐる考えがまとまらず、
職場でも周りの人にどう思われているか
気になって集中しづらい。

 

夜は夜で夜中に目が覚めてしまい、
疲れがまったく取れないまま
翌朝を迎える日が続き、
ようやく週末になり来院される。

 

ともかく心理的な消耗・落ち込みが激しく、
どこかが痛いと訴えているわけでもないため、
まずアクセス・バーズ(“あたまのデフラグ”コース)
という脳・潜在意識下にも影響を与えられる手技で
心身の状態の“底上げ”を図った上で(他力)、
ストレス・リリースという心理ワークを行い、
心に引っかかり、エネルギーを消耗させているものを
“個別に”中和させていく(自力)ことを
今回の方針とした。

 

◆アクセス・バーズ(“あたまのデフラグ”コース)
施術が始まってすぐに眠りに落ちられ、
ストレスを抱えておられる方によくみられる
“ビクッ、ビクッ”という反応が顕著にみられる。
4日前からずっと緊張状態が続き、
久しぶりにリラックスされたためか、
終了してからもぐったりと起きるのが辛そうなご様子。

 

◆ストレス・リリース(心理ワーク)
上司に異動を伝えられるシーンなど
心に引っかかっている状況・人を、
思いつくまま片っ端からリリースを行い、
思い出しても平気になるまで繰り返す。

 

施術後は少し落ち着かれたご様子だったが、
引き続き日常でも、心に引っかかることが
あったり思い出したりすれば、
その都度もしくは帰宅後、
ストレス・リリースをされることをおススメする。

 

あと、ショックから気持ちが被害者モードというか
頑なになりがちだったため、
「背中にありがとう」という、
相手の背中に向かって
「いつもありがとうございます」と
心の中で声を掛けるワークをおススメする。
相手が目の前にいなければイメージの背中に対してでもよいが、
声を掛ける対象は、ご家族や職場の人などで
特に関係がこじれ気味な人をがんばってやる。

 

(次回に続く)

 

●最後までご覧いただきありがとうございました。

 

上記の「背中にありがとう」は、私が昔、
散髪屋さんに教えてもらったおまじないです(笑)。

 

人間関係がこじれているときというのは、
お互いが主導権を握ろうとし
「奪う」モードになりがちですが、

 

先に自分から「与える」ことで、
この力関係が崩れるのか、
好転することも多いように思います。

 

もし身近にちょっとこじれてたり
依怙地になってしまってるような人間関係を
思いつかれましたら、
失うものは何もないかと思いますので、
よろしければお試しください。

 

それでは、
お昼からもどうぞよい一日を
(^^)/

第259号(2017/2/14)【奪われたポジションA】

◆このメールレターは、当院でカルテを作らせていただいた方で、
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こんにちは、
今日も寒いですね。

 

タナカ整体院の田中です。
m(__)m

 

今回は昨日の【奪われたポジション@】の続きです。

 

前回は、不本意な部署異動により
心身を消耗し尽くして来院されたクライアントさんに、

 

・あたまのデフラグコース
・ストレスリリース

 

を行い、日常でも

 

・ストレスリリース
・背中にありがとう

 

おススメしたところまででした。
長めですが、よろしければご覧ください。

 

【奪われたポジションA】
●報告
前回から2週間後に来院。
前回以降、気がついたときにストレス・リリース
などでセルフケアをしているせいか、
前回のときほどの落ち込みはないものの、
やはり色んなことが頭をよぎりがちで、早朝に目が覚める。
頭ではわかっていても、異動が割り切れていない。

 

あと「背中にありがとう」を、
今回の異動にも関わったであろう苦手な上司に対しても行ったせいか、
食堂で出会ったときに、なぜかしら自分から上司の隣に座って
普通に雑談をしながら食事ができたとのこと。
今までも苦手で避けがちだったが、ましてや今回の人事異動で
受けた評価がすごく引っかかっていただけに、
自分でも不思議だったとのこと。

 

●傾聴(検査)・方針
前回に比べ、心身ともにエネルギー的な底上げは図れているようで、
なかでもストレス・リリースなど心理面のセルフケアをまめにされていたせいか、
前回ほど頭の緊張もみられず、
今回は頭より身体のケアの方が優先順位が高いと思われた。
その上、身体への働きかけから陰陽五行的にも
心理面に影響を与えられる可能性がみられたため、
整体施術を行うことにさせていただく。

 

●施術
・整体
@右小腸兪穴-経絡調整
A心臓-内臓整体(自動力)
EX.アクセス・バーズの一部(インプラント・バンド)

 

傾聴(検査)により@小腸のツボとA心臓への内臓整体で
バランスを調えることとしたが、小腸と心臓、
一見消化器と循環器と全然関係なさそうではあるが、
陰陽五行ではどちらも「火」のグループに属している。
10年来のクライアントさんではあるが、
この方のセッションで「火」がテーマになることは珍しく、
やはり今がこのクライアントさんにとっての修羅場、
ターニングポイントなんだと感じる。

 

私はこのクライアントさんの長所は、
頭の切れっぷりや腹の据わりっぷりにあるのではなく、
心(=火)のこもった誠実さにあると感じており
(職場やご本人がそのあたりをどう評価されているのかは不明ではあるが)、
傾聴(検査)の結果から、このクライアントさんの長所も
発揮できにくい状態だったのではと思い、

 

「身体は二つ続けて“火”のテーマを
やってほしそうなんですけど、ひょっとしたら以前ほど、
心の込もった感じで仕事がしにくいんちゃいます?」

 

とお尋ねしたところ、

 

「一年前に不慣れな今の部署に来て、
色々とかみ合わなくて焦ってしまい、
部下や同僚の前でつい自分を大きく見せようとするばっかりで
…確かにここ一年はあんまり心から仕事してる
という感じじゃなかったと思います。」

 

とおっしゃられる。

 

施術が始まると、今回もほぼ眠っておられたが、
A心臓の内臓整体で特に深くリラックスされているように思われた。
“心労”という言葉があるが、
まさに肉体を通じて“心労”を癒している感じで、ご本人の
「頭ではわかっていても、異動が割り切れていない。」
という言葉も思い出された。
その他に、アクセス・バーズの中の「インプラント・バンド」
という生涯で植えつけられた思考や信念に関わる頭の部位への施術も補助的に行う。

 

●施術後・セルフケア
施術を受けながら、学生時代に部活でレギュラーポジションを
奪われたことをふと思い出される。
そのこと自体はほとんど忘れていたそうだが、
その当時も周りの目を気にし過ぎて、
自分の力を発揮できないまま奪われてしまったとのこと。

 

「力を発揮できないままポジションを奪われる」

 

というテーマが、現在の状況と非常に似通っていることもあり、
そのことがトラウマになって、現在必要以上に消耗している可能性もあるため、
ただちにその当時の状況を思い出し、ストレス・リリースを行っていただく。

 

日常生活では、引き続き気になることがあればストレス・リリースを行い、
職場では“心から”仕事を行うことが、
このクライアントさんの心身の健康度を保つだけでなく、
新しい部署でも生き生き活躍されるために必要かと思い、
明日からでも心がけられることをおススメする。

 

(次回に続く)

 

●最後までご覧いただきありがとうございました。

 

花粉がボチボチ飛び始めているようですね。
もし症状が出始めておられる方がいらっしゃいましたら、
症状緩和は何よりもモチベーションになりますので、
この機会に体質から調えるつもりで、
コツコツ爪もみに取り組まれることをおススメいたします。

 

・花粉症について
http://www.tanaka-seitai.com/sikkan/kahunsyou.html

 

それでは
お昼からもよい一日を
(^^)/

第260号(2017/2/17)【奪われたポジションB】

◆このメールレターは、当院でカルテを作らせていただいた方で、
メールアドレスを教えていただいた方にお届けしています。

 

こんにちは、
今日は雨になりましたね。

 

タナカ整体院の田中です。
m(__)m

 

今回は、部署異動という試練にさらされ、
不安感、不眠(中途覚醒)に苛まれるようになったクライアントさんが、
何とか立て直された話の最後になります。

 

前回は2回目のセッションで整体施術を行い、
その中の心臓の内臓整体の施術中に、
ご自身の学生時代に、
部活でレギュラーポジションを奪われた古い記憶(トラウマ?)が浮かび上がり、
それが現在の取り巻く状況とすごく似通っていた、
というところまででした。

 

今回はその一週間後の話です。
よろしければご覧ください。

 

【奪われたポジションB】

 

●報告
前回の施術から一週間後、
最初に憔悴し切って来院されたときからでは三週間後、
当院で開催された「ただ想いを見つめる-観想会-」に参加される。

 

受付の際に

 

「(部署異動に対して)腹くくりましたわ!」

 

と笑顔で報告してくださり、
夜間・早朝の覚醒もなくなったそうで
心身ともに状態は良さ気なご様子。

 

●観想-ただ想いを見つめる-
観想会が始まり、
自分の思考を眺める中で、

 

「この一年間は自分のことばっかりだった」

 

…ということに思い至られたそうで、新しい部署では、
しっかり周りとコミュニケーションを取りつつ
(自分から飲みに誘うなど)、
背伸びをせず、自分の身の丈で仕事を進めたいと、
抱負を述べてお帰りになられた。

 

◆このクライアントさんの場合、
ひどい落ち込みから約3週間と割合早く立て直されたが、
自力(セルフケア)と他力(施術)がかみ合っただけでなく、
ご自身が腐らずピンチを自分を成長させる契機として捉え、
積極的に取り組まれたことも大きく寄与しているのかと思います。

 

↓HPに奪われたポジション@〜Bを症例としてまとめました↓
http://www.tanaka-seitai.com/sikkan/syourei/syourei-huan.html

 

●最後までご覧いただきありがとうございました。

 

今回のモデルとなったクライアントさんだけでなく、
昨年“あたまのデフラグ”コースを新設してからは、
精神的に極度に消耗して来院されるクライアントさんには、

 

・まず「あたまのデフラグ」コースでエネルギー的心理的に底上げ(他力)
  ↓↓↓
・心理ワークで頭の中でエネルギーを食いまくる懸念を中和させる(自力)

 

をおススメするパターンが多いです。

 

この間もその日家族の間で起きた出来事で
相談にみえられた女性クライアントさんも、
その日のことを思い出すだけで涙が止まらず、
ひどく消耗されているご様子でしたが、
何とか上記のパターンをたどることで、
最後は何とか笑顔が出るようになってお帰りいただきました。

 

他力である程度エネルギーを底上げしてから
少し余裕のある状態で心理ワークをしていただくため、
無理も生じにくく予後も良いように感じています。

 

 

それでは、
どうぞよい週末を
(^^)/

第261号(2017/2/24)【ツボの押し方色々】

◆このメールレターは、当院でカルテを作らせていただいた方で、
メールアドレスを教えていただいた方にお届けしています。

 

こんばんは、
プレミアムフライデーには、
おそらくずっと縁がなさそうな
タナカ整体院の田中です。
(^^)

 

当院では、
その日の施術内容をホワイトボードに記した上で施術を行っていますが、
経絡調整の場合、

 

「○○経△△穴」

 

の後に「気陰or陽」とか「血(右or左回りの矢印)」などと記述していますが、
あれはツボの状態に合わせた調整の仕方・押し方でして、全部で6種類あります。

 

今日あるクライアントさんから質問をいただきましたので、
今回は当院のツボの調整の仕方を紹介させていただきます。

 

【ツボの押し方色々】
経絡調整を受けていて、
「あいたた!」となるようなときもあれば、
指を乗せているだけのようなときもあるかと思いますが、
あれはツボの状態に合わせ、
適切な要素を加えて施術しているためです。

 

当院で用いているツボの調整の仕方は、
元々私が整体学校時代に、
恩師である大阪・塚本のおおいし治療院院長:
大石建治氏に教えていただいた方法で全部で6種類あります。

 

ちょうど鍼師が鍼の太さや深さを変えてツボを調整する
ような感じなのかと思います。

 

中医学では、人体を構成する要素を

 

「気・血・津液(水)」

 

の三つによるものとし、
その気・血・津液が損傷したりすると、
病気になると考えられています。

 

身体の修復には当然、
その気・血・津液の3つの構成要素を
修復する必要がありますが、
それぞれに2種類ずつ真逆のニュアンスを加えて調整するやり方があるため、
合計6種類となります。

 

◆気の陰と陽
気陰は月光エネルギーのイメージを用いて調整し、
気陽は太陽が地面を温め、
その地熱エネルギーが上がってきているイメージを用いて調整します。

 

◆血の右回りと左回り
血の右回りは、血が不足しているので集中させるイメージを用いて調整し、
血の左回りは、血が集まりすぎているので拡散させるイメージを用いて調整します。

 

◆津液(水)の引っ張り出し(↑)と押し込み(↓)
津液は体液のことなのですが、
ツボを井戸としてイメージしていただくと、
からっからに枯れた井戸(ツボ)の場合は
水脈から引っ張り出して適切な水位まで上げてやり(↑)
(トイレ掃除のスッポンのイメージ?)、
逆に多すぎて噴出している井戸は、
押し込んで適切な水位まで下げてやる(↓)イメージです。

 

上記のようにツボというと押すものだと思いがちですが、
場合によっては引く方がよい場合もあります。

 

以上になります。
もし施術の際に何か疑問がございましたら、
遠慮なくおっしゃってください。

 

●最後までご覧いただきありがとうございました。

 

昨日、あるクライアントさんから、
最近マラソンについてメールレターに
書いていない旨を尋ねられました。

 

実は年始の10kmとハーフマラソンを走ったくらいから、
ランナーがよくなる「足底腱膜炎」というものになっておりまして、
痛みも引かず、もうかれこれ1ヶ月以上は走るのをお休みしているんです。

 

「足底腱膜炎」は結構時間がかかって治りにくいと言われているのですが、
この一年でなまじ

 

「持ちタイム3時間半のランナー!」

 

というアイデンティティーが勝手に
自分の中にできてしまっていただけに、
走れないのが余計辛かったんですね。

 

で、心理ワークなんかを使って、
上記のアイデンティティーを
私なりに溶かしていったところ、
変な焦りもなくなり、痛みは身体的な痛みでしかなくなり、
気がつけば、メールレターで扱うことも
すっかり忘れておりました。
(すいません!ちなみに、体重は4kg増えました^^;)

 

その代わりといってはなんですが、

 

「高速音読」

 

というのを始めて3週間くらいになります。

 

30分間、噛もうが棒読みになろうが、
できるだけ速いスピードで音読するというものですが、
ストレス・リリースとも関連のある前頭葉を鍛えられるとか、
コミュ障の克服、うつやボケの抑止にいいとか言われています。

 

個人的には、何となく自分の役に立っているような気がするので、
しばらく続けてみようかと思います。

 

それでは
どうぞよい週末を
(^^)/

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