タナカ整体院は、大阪府交野市のストレスケア、自律神経失調症、未病対策に取り組む整体院です。

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第296号(2018/3/6)【体温調節と爪もみ】

こんにちは、

 

2日前は、
上着もいらないくらいの陽気でしたが、
今朝は北風の冷たさが身に染みました。

 

いかがお過ごしでしょうか?
タナカ整体院の田中です。
m(__)m

 

【体温調節と爪もみ】

 

この時期は、
暖かくなったり寒くなったりを繰り返して、
少しずつ春に近づいていきますが、
寒暖差が激しいと体温調節も大変です。

 

先日いらしていただいた40歳代の女性も、
疲労を訴えていらっしゃいましたが、
特に寒暖差に身体がついていけていない感じがするとのこと。

 

早速傾聴(身体の検査)をさせていただくと、
背中の肩甲骨の間の肺のツボ(肺兪:はいゆ)の調整と出ました。

 

体温調節といえば自律神経の役割が思い出されますが、
中医学では肺が体温調節の役割を担っています。

 

中医学の肺の作用として、
気や体液を外へ上へ運ぶ作用を宣発(せんぱつ)作用、
内へ下へ運ぶ作用を粛降(しゅくこう)作用と言いますが、
これらの働きによって体温調節が行われています。

 

セルフケアで爪もみをされている
クライアントさんもいらっしゃるかと思いますが、
手の親指が肺の経絡の指ですので、
もしこの時期体温調節がうまくいかず、
手の親指の爪をもむと痛いクライアントさんは、
痛みが緩むまで多めに爪をもまれると良いかと思います 。

 

どうぞご参考までに

 

●最後までご覧いただきありがとうございました。

 

暖かくなるにつれて身体も開いてきますので、
色々と症状が表に出てきやすい時期でもありますが、
ここのところストレスなどで精神症状を訴えるクライアントさんも
多かったように思います。

 

それだけストレスリリースなどの
心理ワークをお伝えする機会も多かったですが、
何せ自分と向き合う地味な作業。

 

クライアントさんによっては
心が折れそうになることもあるかと思いますが、
なんとか乗り切っていただければと思います。

 

それでは、
タナカ整体院の田中でした。
(^^)/

第297号(2018/3/11)【十牛図】

こんばんは、

 

いよいよ年度末ですが、
いかがお過ごしでしょうか?

 

タナカ整体院の田中です。
m(__)m

 

ここのところ整体院には、
やはり年度末ということで、
かなり消耗しがちなクライアントさんも
いらっしゃっているように思いますが、
何とか乗り切っていただければと思います。

 

【十牛図】

 

禅の修行のプロセスを十枚の絵で表現した
「十牛図」なるものをご存知でしょうか?

 

当院では、
ストレス症状でお困りの方にご覧になるように
おススメすることも多いのですが、

 

ここのところストレス症状でいらしていただいたクライアントさんも多かったため、
どなたかのお役に立つかと思いますので、
四年前の当メールレターの記事ですが、
以下に再掲させていただきます。

 

今はある程度きついところは抜けたというクライアントさんも、
今回記事にしようと思って見つけた動画のURLも貼っていますので、
ご覧になってエネルギーを上げたり、
ご自身が経験されたことを深めたりしていただければと思います。

 

(↓以下再掲↓)

 

十牛図というのは、
自分の中で暴れまわる生命力(感情)を牛になぞらえ、
その牛を手なずけ、一体となっていく過程を、
十枚の絵に象徴的に表現したものであり、
禅の修行のプロセスの象徴でもあります。

 

http://eishojikengaku.blog33.fc2.com/blog-entry-252.html

 

 

十牛図を、
ストレス症状でお困りの方にご覧になることをおススメすることもあるのですが、
ストレスの渦中にいるときというのは、
ついつい不安感に呑まれてしまい、
なかなかご自身を客観視できなくなったりしがちなためです。

 

そんな方に、

 

「あなたの中で大暴れしているのは、あなただけに降って湧いた災いではなく、
昔からある普遍的なテーマなんですよ…」

 

「今もちゃんとプロセスの一つにいて、
ずっとこの“牛さん”に引き摺りたおされている状態が続くのではなく、
この先の展開もあるんですよ…」

 

…といったことを感じていただきたいという思いもあり、
おススメしています。

 

もし興味がおありの方がいらっしゃいましたら、
上記以外にも「十牛図」で検索されると色々出てきますので、
どうぞ参考になさってください。

 

(↑以上再掲↑)
――――――――――――
◆十牛図の動画を見つけました。

 

 


――――――――――――
◆私の古いブログですが、よろしければ
https://tanaka-seitaiin.hatenablog.com/entry/35206116
●最後までご覧いただきありがとうございました。

 

今朝「健康カプセル」という健康番組を見ておりましたら、
次週の予告で、「寒暖差疲労を撃退」というタイトルで、
爪もみとおぼしき映像が映っておりました。

 

(放送 3/18 7:00- TBS系)

 

たまたま前回のメールレターで、
「体温調節と爪もみ」というタイトルで
記事を書かせていただいておりましたが、
興味があるので来週見てみたいと思います。

 

もちろん、
現在寒暖差で疲れがちだというクライアントさんは、
放送を待たずに爪もみをされるとよいと思いますよ!

 

それでは、
どうぞよい一週間を
(^^)/

第298号(2018/3/17)【やわらかな腹の瞑想】

こんばんは、

 

今週の水曜日のお休みの日には、Tシャツで出歩き、
顔が日焼けしてヒリヒリするくらいの陽気でしたが、

 

昨日今日の外出時は、
ネックウォーマーを引っ張り出して防寒せずにはいられませんでした。

 

寒暖差きびしき折、
いかがお過ごしでしょうか?

 

タナカ整体院の田中です。
m(__)m

 

【やわらかな腹の瞑想】

 

「やわらかな腹の瞑想」は、
終末期医療で活躍するスティーブン・レヴァインという方が、
ホスピスなどで死を迎える方のストレスを緩和するため、
一生かかって掴んだ執着を手放すために書かれたものですが、

 

当院では、
内臓整体などの施術に先立って、
特におなかが硬い方に私が読んで聞いていただくこともあります。
(不思議と和らぐことが多いです)

 

何かとストレスフルな年度末ですが、

 

以下に、僭越ながら私が誘導している
動画と音声ファイルのURL、文章を載せておりますので、

 

心身ともにパンパンになっちゃってるクライアントさんには、
よろしければ横になって頭を空っぽにして、
ただただ聞いていただければと思います。

 

(再生できない方は、以下の文章を目で追っていただければ)

 

(※車の運転中に聞くのはNGです)
――――――――――――
●やわらかな腹の瞑想(スティーブン・レヴァイン)

 

誘導動画 
https://youtu.be/0IjFHF4yEcA
誘導音声 
https://app.box.com/s/pn0dp8tq7hhu5uk786d66y820ix9m0wp
――――――――――――
(↓以下文章↓)

 

深呼吸を二三回して、息を吸っている体を感じましょう。

 

息をするたびに、体が膨らんだり縮んだりするのを感じましょう。

 

お腹が膨らんだり引っ込んだりするのに意識を向けてください。

 

お腹が膨らんだり引っ込んだりしながら、

 

吸う息がどのように始まり、継続し、終わるかに注意を向けましょう。

 

吐く息がどのように始まり、継続し、終わるかに注意を向けましょう。

 

息を吸ったり吐いたりする時、感覚がたえず変化し続けていることに気付きましょう。

 

この感覚があるあたりをこれからゆるめていきます。

 

だんだんほぐれていくお腹の中で、自然に呼吸を続けましょう。

 

お腹の力を抜いて、呼吸を迎え入れましょう。

 

体の感覚を迎えいれましょう。

 

体の中にあるいのちを感じ取りましょう。

 

これまでずっと不安や恐れを貯めてきた筋肉の力を抜いてください。

 

体の中で働いてくれている内臓・血管・筋肉の力を抜きましょう。

 

これまで一生かかってしがみついてきたものをここで解き放ちましょう。

 

解き放って、やわらかなお腹の中に入りましょう。

 

慈悲深いお腹の中に入りましょう。

 

お腹の中にぎゅっと押し込めてきた悲しみや不信感、怒りをほぐしましょう。

 

幾重にも幾重にもゆるめます。

 

幾重にも幾重にも手放します。

 

一瞬一瞬、柔らかなお腹の中で、

 

一つ一つの呼吸を初めから終わりまで完全にしましょう。

 

硬さを解き放ちましょう。

 

もっと柔らかでやさしいものの中に浮かべましょう。

 

雑念が浮かんだら、消え去るままにしておきましょう。

 

やわらかなお腹のゆったりとした空間の中で、

 

雑念がシャボン玉のように浮かんでいます。

 

何にもつかまらないで、やわらかく、ゆるめて。

 

癒す力を受け入れましょう。

 

痛みを解き放ちましょう。

 

自分に情けをかけ、お腹の力をゆるめましょう。

 

心への通路を開きましょう。

 

やわらかなお腹の中には、あなたがついに生まれる余地があります。

 

時期が来れば死ぬ余地があります。

 

やわらかなお腹の中には、広大な空間があって、そこで癒しが起こります。

 

そこで私たちは無限の可能性を発見します。

 

すべてをやわらかさの中に手放しましょう。

 

不安や恐れは心と呼ばれる巨大なやさしい空間の中に漂います。

 

今日一日私たちはお腹をやわらかくし続けます。

 

すると一日の終わりにも生き生きと元気にしていられます。
――――――――――――
◆スティーヴン・レヴァイン「余命一年…だとしたら」
 

 

●最後までご覧いただきありがとうございました。

 

今日いらしていただいた小学校の音楽の先生。

 

明日の卒業式でピアノを弾かれるとのことで、
もうベテランの域に入っている先生のようにも思われましたが、
それでもやはりプレッシャーは感じておられるとのこと。

 

背骨のゆがんだ感じ、
右肩から首のだる痛さを訴えていらっしゃいましたが、
いい準備をしようと少し無理をされたであろうことは、
施術中、身体を通じて伝わってきました。

 

何とか私なりに調整して

 

「背中がまっすぐ立ちます!」

 

と言ってはいただいたものの、

 

症状がきつかっただけに、
好転反応もちょっときついのが出そうでしたので、
好転反応が身体の自然なプロセスであるという説明はもちろんですが、
何せ明日が本番ですので、

 

もし明日起きて重だるい感じがしたら、
お家の方か同僚の方に、
ちょうどアスリートの試合前のように背中をたたいてもらって、
交感神経を刺激して、
「しゃきっと!」してもらうようお願いしました。
――――――――――――
◆年度末、年度替りということで、
様々な現場で修羅場を迎えておられる
クライアントさんも多いかと思いますが、
何とか乗り切っていただきたいと思います。

 

それでは、
どうぞよい休日を
(^^)/

第299号(2018/3/26)【ナーディ・シュッディ調気法】

こんにちは、

 

昨日いらしていただいた自営業をされているクライアントさんが、

 

「あと一週間…」

 

とおっしゃってました。

 

何かと慌しい年度末、
いかがお過ごしでしょうか?

 

タナカ整体院の田中です。
m(__)m

 

【ナーディ・シュッディ調気法】

 

先日、あるクライアントさんから予約時間の数分前に、
職場から電話でキャンセルの連絡が入りました。

 

いわゆるドタキャンですが、それも何といいますか、
淡々とした報告だけで悪びれた様子も全くありません。

 

当然もっと早くに連絡をくだされば…とも思いましたが、
どこか声の様子も力なく 、

 

「ちょっとやばいな…」

 

と思いつつも、
その場は「また時間の合う時にいらしてください」とお伝えして電話を切りました。

 

このクライアントさんは、
当院に10年以上来てくださっている方ですが、
元々このような非常識なことをされる方では全くなく、

 

「大人が大人のふりをできなくなるとやばい…」

 

と、あるクライアントさんからお聞きしたことがありますが、
まさにそのような状態で、
ちょっとうつっ気が出てきているように感じました。

 

実際、後日改めて来院された時にその時のことを詫びられ、

 

ある意味「大人のふりができる」くらいの状態には戻っているようでしたが、
それでもかなり消耗されているようでしたので、
整体とあたまのデフラグコースの両方(フルセッション)を受けられました。

 

ただ、
施術で心身の底上げを図ったものの、
職場の年度末の忙しさとご本人のご様子を考えると、
それでもまだちょっと厳しい感じがしましたので、

 

ナーディ・シュッディ調気法という呼吸法を
毎日されることをおススメしたところ、
昨日ご報告があり、
毎日続けたところ、
なんとかこの一週間はそれほど落ち込むこともなく
しのげたとのことでした。

 

ナーディ・シュッディ調気法は、
ヨーガセラピーでは最もポピュラーな呼吸法で、
左右の鼻を交互に呼吸することで、

 

右(陽=太陽の道)、左(陰=月の道)の気道を浄化し、
自律神経を調えるとされていますが、

 

当院のクライアントさんでも、
尿漏れの症状をこの呼吸法でコントロールされている方もいらっしゃるくらい
身体面への影響も大きいですが、
精神面でも心丈夫な感じがしてこのクライアントさんを
支えてくれるように思いましたのでおススメいたしました。

 

比較的どのような方にでもお役に立てるように思いますので、
よろしければお試しください。
――――――――――――
◆準備
 :背筋を伸ばしてリラックスして座り、
  右手の人差し指と中指を折り曲げた形を作る。

 

@右手の親指で右鼻を押さえて左鼻から息を吸い、1〜2秒息を止める。

 

A親指をはずして薬指で左鼻を押さえ、右鼻からゆっくりと息を吐き、息を止める。

 

Bそのまま右鼻から息を吸い、1〜2秒息を止める。

 

C薬指を外して右鼻を押さえ左鼻からゆっくりと吐息する。(@に戻る)

 

これを9サイクル行う。

 

●最後までご覧いただきありがとうございました。

 

以前に、
当院の施術スペースに置いている水の入ったワインボトルは、
施術でクライアントさんの身体から出た邪気を集めておくためだと、
紹介させていただいたことがありましたが、

 

あるクライアントさんがそれを読まれて、
職場の同僚の愚痴を聞くたびにしんどくなるので、
試しにふた付きのカップに水を入れて机の引き出しに入れてみたところ、
それからは愚痴を聞いてもしんどくならなくなったとご報告いただきました。

 

職場だと距離を取りづらい人間関係もあると思いますので、
何とか対処できてよかったですね。

 

それでは、

 

お忙しくされているクライアントさんも、
何とか年度替りを乗り切ってくださいね!

 

どうぞよい一週間を
(^^)/

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